近隣住宅の種類から家族構成を推測する

賃貸を借りる際に、隣や上下の部屋の住人や周辺の住宅に住んでいるのはどんな人なのか気になるところですが、残念ながら正確に知る方法はありません。不動産会社に訊ねてみるのもいいですが、教えてもらえる可能性は低いです。プライバシー保護の観点から考えれば、教えるべきではないと言えます。そんな状況でも、周辺の建物の種類から判断できる範囲なら、周辺住民について知ることが出来ます。例えば、ワンルームマンションが多ければ単身者が多いと判断出来ますし、ファミリータイプが多ければ家族で住んでいるところが多いと推測できます。マンションであることしか分からない場合は、賃貸物件の検索サイトで調べれば、ある程度までなら間取りの確認が可能です。検索サイトで発見できない物件は、分譲で多くはファミリータイプになります。

家賃や家の大きさから所得を推測する

賃貸の場合は、検索サイトを使えば家賃を知ることが可能になるので、そこで暮らしている人の収入の目安になります。一戸建てなどの所有物件に関しては、相場と照らし合わせながら大きさなどで判断することになります。推定の所得が自分と近いと判断出来れば、よく似た立場の人が多いと考えることが出来ます。逆に、大きな開きがある場合は、立場にも大きな違いがある可能性が高くなります。立場の近い人が多いほうが価値観も近く、付き合いやすい傾向が強くなります。また、住宅以外でも周辺の飲食店などを調べることで、周辺の人たちの所得を推測することが出来ます。ファーストフードのチェーン店が多く見られれば、そういった店舗の利用者が多いエリアだと判断出来ます。普段自分が利用しているチェーン店が多く確認出来れば、よく似た人たちが暮らしていると考えることが出来ます。